すき焼の準備はまず、割り下というコクと甘味のある醤油ダレの調合で、材料を合わせさっと火に掛けた後数週間冷暗所で寝かせておきます。このタレは作り置きしておき、蕎麦や刺身を食べるときなどに活用すると一味違った旨みが味わえます。
そして、食べる直前に鰹節と昆布でとった出汁を作りすき焼のタレの準備が完了します。
我が家の割り下の配合
濃い口醤油1.5カップ
みりん1カップ
酒1/2カップ
キビ砂糖大さじ4
つぎに、銀座らん月では“ざく”と呼んでいた野菜盛りを準備します。まずは何と言っても軟白長葱で、これが無くてはすき焼が始まりません。そしてこのネギの切り方が、あのテレビCMでも披露していた芸術的な1本切りです。利き手に牛刀を持ち先端をまな板に載せます。もう片方の手はネギの青い部分を浮かせて軽く持ちます。ネギを手前に進めながら牛刀でリズミカルに切り進んでいくと、同じ幅の斜切りネギがまな板の上に整然と並んでいくのです。この並びを崩さないように牛刀ですくいそのまま盛り付けます。後はタマネギの半月切り、飾り包丁の椎茸と裂いた軸、葉茎を分けた春菊、季節の花の梅に細工した人参、湯上げ白滝、焼き豆腐、水絞りした桃の節句らしい手毬麩を盛り付けて終了です。最後に肉を皿に盛って、いよいよすき焼開始です。
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